会社データ

  • 会社名:HighIoT Ltd(ハイアイオーティー株式会社)
  • 国:イスラエル
  • 設立:2016年
  • 本社所在地:NerHalila 27 EvenYehuda Israel
  • ホームページ:https://akita.cloud/

会社紹介

HighIoT Ltd(ハイ アイオーティー株式会社)は、イスラエルに本社をおく、スマートホームのセキュリティサービスが専門のスタートアップ企業である。
同社は、2016年にDNSサービス(インターネットを使った分散型のデータベースシステム)を提供しているアメリカ合衆国のDynに対する大規模なDDoS攻撃(ウェブサービスを提供しているサーバー・ネットワークに対して過剰な負荷を与えることで、機能を停止させるサイバー攻撃の一種)が発生したことに端を発して設立された。

導入背景

近年、ネットワークに接続された電子機器であるIoT(アイオーティー)機器が普及し始めている。
IoT機器の中には、セキュリティ対策が不十分な製品が多くあり、こうした機器の普及に伴いIoT機器に対するハッキングも年々増加していることが課題となっている。
ブロックチェーンを活用したウォッチドッグ(システムが正常に稼働しているかどうかを監視するデバイス)である「AKITA(アキタ)」は、ハッキングなどによるシステムの異常を感知した際に、自動でネットワークから切り離し、ユーザーに対してその旨を通知する機能が搭載されている。

事例概要

【製造】AKITA(HighIoT Ltd)【事例】
HighIoT Ltd(ハイ アイオーティー株式会社)は、ブロックチェーンを活用したウォッチドッグである「AKITA」を開発した。

「AKITA」は、ネットワークを中継するデバイスであるルーターに直接LANケーブルを接続して使用する。
そうすることで、「AKITA」は同じネットワークに接続しているデバイスを常に監視することができる。そして、ハッキングなどによりデバイスに異常が発生した際にはネットワークから切り離すことで、デバイスの不正利用やDDoS攻撃に利用されることを防ぐ。

「AKITA」は、連携するデバイスによって異なる「プロファイル」と呼ばれる設定情報をまとめたデータを参照することで、デバイスが正しく動作しているか・異常が発生していないかを検知している。
そして、個々の「プロファイル」は、ブロックチェーン上に改ざんが困難な状態で記録されることでセキュリティを向上させている。

HighIoT Ltdは、「AKITA」と連携するスマートフォン用のアプリケーションを提供しており、「AKITA」と同じネットワークに接続されたデバイスの監視状況や異常が発生した際の通知をスマートフォンで受け取ることができる。
その他、「AKITA」では月額制のオプションを提供しており、ルーターのセキュリティの検証やセキュリティ対策の専門家によるサポートなども提供されている。

ブロックチェーンの説明

「AKITA」には、「Ethereum(イーサリアム)」のブロックチェーンが採用されている。
ブロックチェーン技術は、個々のデバイスのプロファイルを改ざんが困難な状態で記録するために使用される。その他、連携する個々のデバイスのプロファイルを作成・更新した開発者に対して、「HIT(ヒット)」と呼ばれるトークンが報酬として支払われる仕組みにおいてブロックチェーンのスマートコントラクトが用いられている。

開発者に支払われるトークンは、プロファイルの利用状況に応じて増加するため、利用されたプロファイルが多い開発者ほど報酬を多く得ることができる仕組みである。

使用技術

  • Ethereum(イーサリアム)
  • コンセンサス アルゴリズム:Proof of Work
  • 言語:Go C++ Rust Solidity

参考URL・文献

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