会社データ

  • 会社名:XAIN AG(ゼイン株式会社)
  • 国:ドイツ
  • 設立:2014年
  • 本社所在地: 10117 Unter den Linden 42, Berlin, Germany
  • ホームページ:https://xain.io/

会社紹介

XAIN(ゼイン)はオックスフォード大学の研究プロジェクトを主軸としたブロックチェーンとAI(エーアイ)の開発を行っているスタートアップ企業である。

XAIN(ゼイン)は2017年6月に開催された、「Porsche(ポルシェ)」の子会社「Porsche Digital GmbH (ポルシェ デジタル有限会社)」が主催するブロックチェーンの活用を目的とした技術コンテスト「Porsche Innovation Contest(ポルシェ・イノベーション・コンテスト)」において優勝し、Porsche(ポルシェ)との共同開発プロジェクトに参画している。プロジェクトでは、運転データの収集・記録やスマートロックなどの機能においてブロックチェーンの技術が用いられている。

導入背景

世界中でAI(エーアイ)を用いた自動運転の研究が進められており、ブロックチェーンの技術は自動運転の研究に必要な膨大なデータの収集・管理において有効である。

それに加え、カーシェアリングにおいて車両や利用者の情報の管理・スマートロックによる安全な施錠においてブロックチェーンの技術を用いることは管理コストの削減やデータの改ざんが困難であることから大きなメリットがある。

その他にも、ブロックチェーンの活用を目的とした技術コンテストが開かれるなど、自動車業界においてもブロックチェーンの技術は有効活用できると考えられている。

事例概要

【自動車】XAIN(XAIN AG)【事例】

ブロックチェーンとAI(エーアイ)の開発を行っているスタートアップ企業である「XAIN(ゼイン)」と、自動車メーカーである「Porsche(ポルシェ)」は、2018年8月から共同でブロックチェーンの技術を自動車に取り入れる研究プロジェクトを開始した。

本プロジェクトでは、複数のユースケースが示されている。

最初のユースケースは、ブロックチェーン技術を用いて、ネットワーク上で運転データを安全に記録し、運転行動を分析することである。

次にブロックチェーン技術を用いたスマートロックのシステムにより、ポルシェへのアクセス権を柔軟に付与することである。この機能によって、郵便配達人に一時的にスマートウォッチを使ってトランクの施錠をする権限を付与することも可能である。アプリによるキーレスのロックの解除・施錠は、従来のアプリと比べ、10-15秒かかっていたものが1.5秒に短縮されており、後でネットワークにデータを送信することでオフラインでの動作も可能になっている。その際に、車の所有者は特定のアカウントからのアクセスをリアルタイムに確認することができる。

ネットワークは許可型のパブリックブロックチェーンとなっており、ハイブリッドノードは車の中にある。各ノードはオックスフォード大学とインペリアルカレッジの研究者と共同で開発したエネルギー最適化コンセンサス・アルゴリズムが採用されている。

ブロックチェーンの説明

このプロジェクトでは、「Ethereum(イーサリアム)」ベースのブロックチェーンが用いられており、XAIN(ゼイン)が提供する独自のエネルギー最適化コンセンサス・アルゴリズムである「Proof of kernel Work」が採用されている。
「Proof of kernel Work(プルーフ・オブ・カーネル・ワーク)」では、各ノードが次のブロックを発見するため互いに争うのではなく、「Proof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)」」の計算を行うためにノードがランダムに選出される。

使用技術

  • Ethereum(イーサリアム)
  • コンセンサス・アルゴリズム:Proof of kernel Work(プルーフ・オブ・カーネル・ワーク)
  • 言語:Go C++ Rust Solidity

参考URL・文献

類似サービス

フォルクスワーゲン
https://www.volkswagenag.com/en/news/stories/2018/08/putting-blockchains-on-the-road.html

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